街の電器屋さんが「お客様へのお約束」を看板にして、年商13億円超!
でんかのヤマグチ 様
いわゆる「町の電器屋」さんでの看板改善事例である。 幹線道路沿いに立地した店舗だが、店舗前に来るまでお店の存在がわかりづらい状態 であった。
その原因は、通行人・通行車両に対して垂直な看板がなかったためである。通行人 の目線に入る看板は、特に、幹線道路上に立地する店舗にとっては必須アイテムである。
同店周囲5キロメートル圏内には、大型家電量販店が6軒立ち並んでいる。そのような中で同店は、「どんなリクエストでも電話一本でお伺いする」という経営コンセプトを立てている。
しかし、店頭の看板でそれが全くうたわれていないため、通行人に対してお店の魅力を発信できていない。
まず、改善後の写真をご覧いただきたい。 すぐに目に飛び込んでくるのは、「ヤマグチはトンデ行きます!」というコピーの看板である。 「ヤマグチはトンデ行きます!」というキャッチコピーだけで、このお店がどんなお店なのかがイメージできるはずだ。つまり、ショップ・アイデンティティをコピーに したのである。
さらに、通行人の目線正面に入るよう突きだし看板を設置した。 そのコピーは、「あなたの街のでんきやさん」。何のお店でどんなサービスをするか、 ということを、この看板ひとつで示唆している。
同店は、ショップ・アイデンティティを明確に発信して以来、地域内での認知度が高まり、現在では年商13億円を超える地域一番店となっている。