図解 患者さんを引きつける看板 50の成功法則
アイワ広告株式会社 代表取締役社長 小山雅明著 本体価格2,000円+税 クインテッセンス出版
私は30年にわたり、「人の感性を動かす看板」について研究を重ねてきました。その間、およそ1500件にのぼる歯科医院に向けた「集患看板」を製作し、多くの医院を繁盛医院にするお手伝いをしています。
その豊富な経験から、「人の心理と感性は、科学的なアプローチをすることで確実に動かすことができる」ことを明らかにしました。
その理論的な成果が、通行人・地域住人の感性と行動を解析した「3段階確率論」、人の感性に訴える看板表現を数値化した「看板偏差値法」などの理論です。
本書は、科学的な検証と論理的な仮説を作ることで、歯科医院に新規の患者さんを呼びこむための看板作りについて、豊富な事例と共に語っています。
繁盛医院作りは、医師の診療技術向上と院内環境整備を第一のものとする考え方が一般的です。しかし、コンビニエンスストアの1.5倍以上の歯科医院が全国に存在していることを考えると、地域住人、診療圏内を通行する通行人に向けた、適切な広報活動は、現在では必須のものとなっています。自院の魅力を不特定多数の通行人や地域住人に発信できる医院だけが、繁盛医院となっていく現実があるのです。
本書は、通行人・地域住人に向けた医院魅力発信にとって最適な媒体である「看板」について語った一冊です。看板は、新規の患者さんを呼びこむ「集患装置」。この考え方を、科学的な視点と検証から、読み解いていきます。同時に、これまで私が手がけた医院看板をテキストにして、「新規の患者さんを呼びこむための看板デザイン・演出法」を、具体的に語っています。
全50の項目の、どこを読んでも、目からうろこが落ちるはずです。科学的な視点で歯科医院の看板を考える、歯科医院経営者にとって必読の一冊となっています。
第1章 「3段階確率論」で患者さんを引き寄せる
第2章 C.I.戦略で看板もイキイキする
第3章 「看板偏差値法」で効果がわかる
第4章 通行人の記憶に残る看板を!
小山雅明(こやままさあき)
アイワ広告株式会社 代表取締役社長 / 博士(工学) / 日本感性工学会理事
所属団体:日本感性工学会(理事)、NBC 東京ニュービジネス協議会、盛和塾、町田JCシニアクラブ
1956年神奈川県相模原市生まれ。宇都宮大学大学院博士後期課程修了。 コピーライター~マーケティングプランナー、広告代理店AE(アカウント・エグゼクティブ)を経て、1983年アイワ広告を創業。 集客サインコンサルティングの第一人者として、有名外食チェーン店の集客アドバイザーをはじめ、数多くの飲食店、小売業など、業種を問わずV字回復に導く。これまでに、11,000件を超える企業・店舗を繁盛店に導いている。 「集客看板の3段階確率論」「看板偏差値」などの独自理論を作り出し、集客を感性工学による科学的研究から押し進めている。 NHK、テレビ東京、日本テレビ、TBSなどの番組でたびたび取り上げられ、雑誌・新聞メディアでの連載や取材記事多数。