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3歳児の偏食がひどい!対策は?今日からできる偏食対策もまとめてみた

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3歳の子どもの偏食がひどいと、毎日の食事が大きな悩みになります。

白ごはんしか食べない。
パンやうどんばかり欲しがる。
野菜は見ただけで拒否する。
肉や魚は口に入れても出してしまう。
昨日まで食べていたものを、今日は急に食べない。

そんな日が続くと、
「栄養は足りているのかな」
「このままで大丈夫なのかな」
「私の対応が悪いのかな」
「園では食べているのに、どうして家では食べないの?」
と不安になってしまいますよね。

特に親世代は、仕事や家事、きょうだいの育児に追われながら、毎日の食事づくりもこなしています。

忙しい中で献立を考え、買い物をして、料理を作ったのに、ほとんど食べてもらえない。

それが毎日続くと、疲れやイライラがたまるのは当然です。

つい、
「一口だけ食べて」
「好き嫌いしないで」
「せっかく作ったのに」
と言いたくなることもあるでしょう。

でも、3歳の偏食は決して珍しいことではありません。

この時期は、自分の意思がはっきりしてくる一方で、味・におい・食感・見た目へのこだわりも出やすい時期です。

大人から見ると「わがまま」に見える行動でも、子どもにとっては本当に苦手だったり、初めての食べ物に強い不安を感じていたりすることがあります。

そのため、偏食対策で大切なのは、無理に食べさせることではありません。

子どもが安心して食卓に座り、少しずつ食べ物に慣れていける環境を整えることです。

この記事では、3歳の偏食がひどいときの原因や家庭でできる対策、やってはいけない対応、食べないもの別の工夫、専門機関に相談したほうがいい目安まで、わかりやすく解説します。

「食べさせなきゃ」と一人で抱え込まず、親子の食卓が少しでも穏やかになるヒントとして、ぜひ参考にしてください。

目次

3歳の偏食がひどいのはよくあること。でも「放置」と「無理強い」はどちらも違う

3歳の子どもが、急に決まったものしか食べなくなることがあります。

白ごはんしか食べない。
パンばかり欲しがる。
うどんは食べるのに、野菜は見ただけで拒否する。
肉は噛んで出す。
魚はにおいだけで嫌がる。
カレーやチャーハンのような混ざった料理を嫌がる。
昨日まで食べていたものを、今日はまったく食べない。

こうした様子を見ると、親としてはかなり不安になります。

「栄養が足りていないのでは」
「このままずっと偏食だったらどうしよう」
「園では食べているのに、家ではなぜ食べないの?」
「私の料理が悪いのかな」
「甘やかしすぎたのかな」

30〜40代の保護者は、仕事・家事・育児を同時に抱えていることが多く、食事のたびに偏食と向き合うのは本当に大変です。

作っても食べない。
片付けるだけで終わる。
イライラして怒ってしまう。
あとで自己嫌悪になる。

この繰り返しで、食事の時間そのものがつらくなっている家庭も少なくありません。

ただ、まず知っておきたいのは、3歳の偏食は珍しいことではないということです。

3歳〜4歳未満の子どもの食事の困りごととして、「偏食する」「食べるのに時間がかかる」といった悩みは多く報告されています。

つまり、3歳の偏食は「うちの子だけがおかしい」という話ではありません。

一方で、よくあることだからといって、何もしなくてよいわけでもありません。

偏食が続くと、食べられる食品がどんどん狭くなることがあります。
食事量が少なすぎる場合は、体重の増え方や元気の有無も気になります。
また、食事のたびに親子でぶつかると、栄養以前に「食卓が嫌な場所」になってしまいます。

大切なのは、
偏食をすぐに直そうとしないこと。
でも、
何もしないで放置もしないこと。

この中間を目指します。

3歳の偏食対策は、子どもを説得して食べさせることではありません。

食べ物への警戒心を下げる。
食卓のストレスを減らす。
空腹のリズムを整える。
食べられるものを土台にする。
苦手なものとの距離を少しずつ縮める。
必要なときは専門家に相談する。

この積み重ねです。

幼児は、新しい食べ物を受け入れるまでに何度も接触が必要なことがあります。

つまり、1回出して食べなかったからといって、失敗ではありません。

3歳の偏食対策は、今日の一口だけで判断しないほうがうまくいきます。

3歳の偏食の原因|わがままではなく「発達・感覚・経験・生活リズム」が重なっている

3歳の偏食を考えるとき、最初にやめたいのは「わがまま」と決めつけることです。

もちろん、3歳は自分の意思が強くなる時期です。

「イヤ」
「これじゃない」
「こっちがいい」
「ママがやって」
「このお皿じゃないとイヤ」

こうした主張が増えるため、食事でも好き嫌いがはっきり出ます。

でも、偏食の背景はそれだけではありません。

子どもは大人よりも、食べ物を五感で強く受け止めています。

大人なら気にならないにおい。
少しだけ残る皮。
口の中で広がるぬめり。
シャキシャキする音。
粒が混ざっている感じ。
見た目の色。
温度の違い。
昨日と違う切り方。

こうした小さな違いが、3歳の子どもにとっては大きなハードルになることがあります。

たとえば、親は「野菜が嫌い」と思っていても、実際には野菜の味が嫌いなのではなく、食感が苦手なことがあります。

トマトの皮が口に残る。
ブロッコリーのつぶつぶが嫌。
ほうれん草の繊維が飲み込みにくい。
きのこのぬるっとした感じが嫌。
ピーマンのにおいが強い。
キャベツのシャキシャキが痛い。

こうなると、味付けを変えるだけでは解決しにくいです。

「甘くすれば食べるかな」
「細かく刻めば食べるかな」
「好きなものに混ぜればいいかな」

こうした工夫が合う子もいますが、感覚の問題が強い子には逆効果になることもあります。

特に、混ざった料理を嫌がる子の場合、何が入っているかわからないこと自体が不安になります。

カレー。
チャーハン。
炊き込みごはん。
オムライス。
丼もの。
煮物。

大人にとっては便利な料理でも、子どもにとっては「正体がわからない食べ物」に見えることがあります。

この場合は、混ぜずに分けて出すだけで食べられることもあります。

また、発達特性や感覚過敏が関係しているケースもあります。

ただし、ここで誤解してはいけないのは、
偏食がある=発達障害
ではないということです。

3歳の偏食は、発達の一部として多くの子に見られます。

しかし、食べられる食品が極端に少ない。
食事への恐怖が強い。
におい・音・食感への拒否が強い。
特定のメーカーや形でないと食べられない。
体重が増えない。
園生活や家庭生活に支障が出ている。

このような場合は、発達相談や小児科、摂食嚥下に詳しい専門家に相談してもよいタイミングです。

また、口の機能も見落とせません。

肉を噛んで出す。
野菜を口の中にためる。
飲み込みにくそう。
むせる。
丸飲みする。
食べるのに極端に時間がかかる。

このような場合、単なる好き嫌いではなく、噛む力・舌の動き・飲み込みの発達が関係していることがあります。

さらに、生活リズムも大きく関係します。

朝が遅い。
おやつの時間が決まっていない。
ジュースや牛乳をだらだら飲む。
夕方にお菓子を食べる。
食事前に眠くなる。
食卓につくころには疲れている。

この状態では、どれだけ料理を工夫しても食べにくくなります。

偏食対策というと、料理やレシピに目が向きがちです。

しかし、実際には、食事内容だけでなく、
起きる時間。
遊ぶ量。
おやつのタイミング。
水分のとり方。
眠さ。
親の声かけ。
食卓の雰囲気。
噛む力。
感覚の敏感さ。

こうした要素が重なっています。

だからこそ、3歳の偏食対策は「このレシピなら食べる」という単純な話ではありません。

食べる前の環境を整えること。
食べられない理由を観察すること。
親子の食卓バトルを減らすこと。

ここから始めるのが現実的です。

3歳の偏食対策の基本|「食べさせる」より「食べ物に慣れる」ことを目標にする

偏食がひどいと、親はどうしても「今日、何を食べさせるか」に集中します。

朝はパンだけだった。
昼はうどんしか食べなかった。
夜は白ごはんとふりかけだけ。
野菜はゼロ。
肉も魚も食べていない。

こうなると、焦って当然です。

ただ、偏食対策でいきなり「食べる」を目標にすると、親子ともに苦しくなります。

なぜなら、3歳の子どもにとって、苦手な食べ物を食べるまでにはいくつもの段階があるからです。

まず、見る。
近くに置く。
においをかぐ。
手で触る。
フォークで触る。
口元に近づける。
なめる。
前歯で少しかじる。
口の中に入れる。
噛む。
飲み込む。

大人は最後の「飲み込む」だけを見ています。

でも、子どもにとっては、その前の段階すべてが挑戦です。

昨日は見ただけで怒った。
今日は別皿なら置けた。
明日は触れるかもしれない。
来週はにおいをかげるかもしれない。
来月はなめるかもしれない。

この変化を見逃さないことが大切です。

親ができることは、無理やり口に入れることではありません。

食事時間を整える。
小さな量で出す。
何度も出す。
親が自然に食べる。
食べなくても責めない。
食べられるものも一緒に出す。

この環境づくりです。

ここで役立つのが、親と子どもの役割を分ける考え方です。

親が決めることは、
何を出すか。
いつ出すか。
どこで食べるか。

子どもが決めることは、
食べるかどうか。
どれくらい食べるか。

この考え方にすると、食卓での力比べが減ります。

親が「食べなさい」と押すほど、3歳は「イヤ」と押し返します。

でも、親が食卓の枠を整え、食べる量は子どもに任せると、子どもは少し安心します。

もちろん、何でも子どもの好きにさせるという意味ではありません。

食べなければ毎回お菓子を出す。
要求されるたびに別メニューを作る。
好きなものだけを食卓に並べる。

これは、食べる幅を広げる機会が減ってしまいます。

そうではなく、
家族の食事を基本にする。
その中に子どもが食べられるものを1つ入れる。
苦手なものは少量だけ出す。
食べるかどうかは迫らない。

この形が続けやすいです。

たとえば、夕食が焼き魚、味噌汁、ごはん、野菜のおかずの日。

魚が苦手な子なら、いきなり切り身を食べさせる必要はありません。

白ごはんを安心食材として置く。
味噌汁は汁だけでもOKにする。
魚は米粒くらいのほぐし身を別皿に置く。
野菜は食べなくても、見るだけでOKにする。

このくらいで十分です。

親から見ると、進歩が小さすぎるように感じるかもしれません。

でも、偏食が強い子にとっては、苦手なものが食卓にあっても泣かないだけで進歩です。

この視点があると、親のイライラも少し下がります。

「今日も食べなかった」ではなく、
「今日は別皿なら置けた」
「昨日より怒らなかった」
「触れた」
「においをかげた」

このように記録していくと、少しずつ前に進んでいることが見えてきます。

偏食対策は、勝ち負けではありません。

子どもに食べさせたら親の勝ち。
拒否されたら親の負け。

そう考えると、毎食つらくなります。

3歳の偏食対策は、子どもが安心して食べ物と関われるように、少しずつ距離を縮める作業です。

今日からできる家庭の偏食対策10選|忙しい家庭でも続けやすい方法

ここからは、実際に家庭で取り入れやすい対策を紹介します。

大切なのは、全部を一気にやろうとしないことです。

3歳の偏食対策は、親の気合いだけでは続きません。

毎日キャラ弁のように飾る。
毎回別メニューを作る。
栄養計算を細かくする。
新しいレシピを毎日試す。

これでは、30〜40代の忙しい保護者ほど疲れてしまいます。

まずは、食卓のルールを少し整えるところから始めます。

1. 食事とおやつの時間を固定する

偏食対策の最初の一歩は、料理ではなく空腹リズムです。

食事前にお腹が空いていなければ、子どもは食べません。

特に3歳は、お菓子・ジュース・牛乳・パン・果物などを少しずつ口にしているだけで、食事時間に空腹を感じにくくなります。

「朝食を食べなかったから午前中にお菓子」
「昼食を残したから牛乳を多めに」
「夕方ぐずるからパンを少し」
「夕食を食べないから寝る前に好きなもの」

この流れが続くと、食事で食べる必要がなくなってしまいます。

まずは、おやつの時間と量を決めます。

おやつは悪者ではありません。

3歳にとって間食は、必要な栄養を補う役割もあります。

ただし、だらだら食べは避けたいところです。

水分も見直しましょう。

ジュースや甘い飲み物を日常的に飲んでいると、食事への影響が出やすくなります。

毎日の水分補給は、水やお茶を中心にするのがおすすめです。

2. 毎食「安心して食べられるもの」を1つ入れる

偏食がひどい子にとって、苦手なものばかりの食卓は不安です。

そこで、毎食1つは「これなら食べられる」という安心食材を入れます。

白ごはん。
パン。
うどん。
納豆。
卵焼き。
豆腐。
ヨーグルト。
バナナ。
チーズ。
焼きのり。

安心食材があると、子どもは食卓につきやすくなります。

そのうえで、挑戦食材を少しだけ添えます。

にんじんを小さく1つ。
ブロッコリーの先を少し。
魚のほぐし身を米粒くらい。
肉そぼろを少量。

ポイントは、食べさせるために置くのではなく、慣れるために置くことです。

3. 新しい食材は「ひと口」より小さくする

「ひと口だけ食べてみよう」は、親にとっては優しい声かけです。

でも、偏食が強い子にとっては、その一口が大きすぎることがあります。

最初は、米粒サイズでも十分です。

ブロッコリーなら房ではなく、先の粒を少し。
にんじんなら輪切りではなく、細い一本。
魚なら切り身ではなく、ほぐし身をほんの少し。
肉ならかたまりではなく、そぼろを少量。

幼児は、新しい食べ物に慣れるまで何度も接触が必要なことがあります。

つまり、少量を何度も出すことが大切です。

4. 混ざった料理が苦手なら分解する

カレー、チャーハン、丼もの、煮物などを嫌がる子は、味ではなく「混ざっていること」が苦手かもしれません。

この場合は、料理を分解します。

カレーなら、ごはん、ルー、じゃがいも、にんじん、肉を分ける。
チャーハンなら、白ごはん、卵、ハム、野菜を分ける。
丼ものなら、ごはんと具を別にする。

混ぜなければ食べられるなら、それは十分な対策です。

5. 食べる前のお手伝いを増やす

食べない子には、食べる前の経験が大切です。

野菜を洗う。
レタスをちぎる。
じゃがいもをつぶす。
おにぎりを握る。
食器を並べる。
スーパーで食材を選ぶ。

食べなくても、食材に触れたら一歩前進です。

「食べる」だけをゴールにせず、食材に関わる経験を増やしていきましょう。

6. 親が自然に食べる姿を見せる

子どもは、言葉よりも周りの行動を見ています。

「食べなさい」と言われるより、家族が自然に食べているほうが安心します。

ただし、見せつける必要はありません。

「ママは食べてるよ」
「パパは食べられるよ」
「お兄ちゃんはえらいね」

こうした比較は逆効果になることがあります。

自然に、
「このかぼちゃ甘いね」
「味噌汁あったかいね」
「魚ふわっとしてるね」
と伝えるくらいで十分です。

7. 声かけは命令より実況にする

食卓での声かけは、偏食対策の大きなポイントです。

避けたいのは、
「食べなさい」
「なんで食べないの?」
「一口くらい食べられるでしょ」
「好き嫌いしないの」
「食べないと大きくなれないよ」
です。

代わりに、実況します。

「今日はにんじんがここにあるね」
「触ってみたんだね」
「においをかげたね」
「昨日より近くに置けたね」
「お腹いっぱいなんだね」

食べたかどうかではなく、食べ物に関われたことを言葉にします。

8. ご褒美に甘いものを使いすぎない

「野菜を食べたらデザートね」は、すぐ効くことがあります。

でも、長い目で見ると、野菜は嫌なもの、デザートは良いものという印象が強くなることがあります。

褒めるなら、食べた結果だけでなく、挑戦した行動を褒めます。

「触れたね」
「においをかげたね」
「少しかじれたね」
「苦手なのに見られたね」

ご褒美を使うなら、甘いものではなく、シールや絵本、一緒に遊ぶ時間など、食べ物以外にするのもひとつの方法です。

9. 食事時間を長引かせすぎない

食べない子の食事は長くなりがちです。

でも、毎回40分、50分と粘ると、親も子も疲れます。

食事時間は家庭のリズムに合わせて、だいたい20〜30分ほどで区切ると続けやすいです。

食べなかったら怒らず、穏やかに片付けます。

ただし、すぐに別メニューやお菓子を出すと、「食べなければ好きなものが出る」と学びやすくなります。

10. 窒息リスクを忘れない

偏食対策では「食べられるものを増やす」ことに目が向きますが、安全面も大切です。

3歳はまだ噛む力・飲み込む力が発達途中です。

特に注意したい食品は、
ぶどう。
ミニトマト。
うずらの卵。
個包装チーズ。
ナッツ類。
豆類。
もち。
白玉団子。
こんにゃく。
硬い肉。
大きなパン。

座って食べる。
口に入れたまま歩かない。
遊びながら食べない。
笑わせながら食べさせない。
大きさを小さくする。
危険な食品は避ける。

これは偏食対策以前に、毎日の食事で必ず意識したいポイントです。

食べないもの別の対策|野菜・肉・魚・白ごはん・お菓子ばかりの場合

3歳の偏食は、子どもによってかなり違います。

ここでは、よくある悩み別に対策をまとめます。

野菜を食べない場合

野菜を食べない子は多いです。

特に緑色の野菜は、見た目・におい・苦味・食感のすべてがハードルになりやすいです。

ピーマン。
ブロッコリー。
ほうれん草。
小松菜。
きゅうり。
レタス。

これらをいきなり食べさせようとすると、拒否が強くなることがあります。

まずは、野菜の中でも食べやすいものから始めます。

かぼちゃ。
さつまいも。
じゃがいも。
にんじん。
とうもろこし。
大根。
玉ねぎ。
白菜。

野菜嫌いだからといって、最初からピーマンや青菜に挑戦しなくて大丈夫です。

甘みがある野菜、色がやさしい野菜、食感がやわらかい野菜から入ります。

調理法も変えてみましょう。

ゆでる。
焼く。
蒸す。
つぶす。
ポタージュにする。
細切りにする。
型抜きする。
別皿にする。

ただし、野菜を隠して食べさせる方法だけに頼りすぎるのは注意が必要です。

ハンバーグやオムレツに細かく混ぜる方法は、栄養を補う意味では役立ちます。

でも、子どもが後から「だまされた」と感じると、料理全体を警戒することがあります。

隠す工夫と同時に、見る・触る・洗う・においをかぐ経験も増やしましょう。

肉を食べない場合

肉を食べない子は、味ではなく噛みにくさが原因のことがあります。

肉は繊維があり、3歳には噛み切りにくい場合があります。

鶏むね肉。
豚こま肉。
牛肉の薄切り。
かたまり肉。

大人には普通でも、子どもには大変です。

肉が苦手な場合は、形を変えます。

ひき肉。
そぼろ。
つくね。
肉団子。
ハンバーグ。
やわらかく煮た鶏肉。
片栗粉をまぶして焼いた肉。

それでも食べない場合は、肉にこだわりすぎなくても大丈夫です。

卵。
豆腐。
納豆。
魚。
乳製品。
大豆製品。

たんぱく質は、肉以外からも取れます。

大切なのは「肉を食べること」だけをゴールにしないことです。

魚を食べない場合

魚は、におい・骨・パサつきが苦手になりやすい食材です。

焼き魚をそのまま出すと、3歳には難しいことがあります。

まずは、骨をしっかり取り除きます。
そして、ほぐして少量にします。

白身魚。
鮭のほぐし身。
魚のつみれ。
とろみをつけた煮魚。
ごはんに少量のせる。

魚のにおいが苦手なら、冷まして出す、味噌汁に少量入れる、トマトやチーズと合わせるなどの方法もあります。

ただし、味を濃くしすぎる必要はありません。

食べやすさと安全性を優先します。

白ごはん・パン・うどんばかり食べる場合

炭水化物ばかり食べる子も多いです。

親としては、栄養バランスが心配になります。

ただ、白ごはんやパンは、子どもにとって安心できる食べ物です。

まずは、それを否定しないことが大切です。

「またごはんだけ?」
「パンばかりじゃだめ」

と言うより、白ごはんを土台にして、少しずつ周りに足します。

ごはんの横に卵。
パンの横にヨーグルト。
うどんに豆腐。
白ごはんに納豆を別皿で。
味噌汁の汁だけ。
焼きのりを添える。

混ぜるのが苦手な子には、混ぜないほうがいいです。

食べられる主食を中心にして、少しずつ食品の幅を広げます。

お菓子や甘いものばかり欲しがる場合

これは生活リズムの見直しが必要です。

お菓子が悪いというより、食事よりもお菓子が優先される流れができていることが問題です。

お菓子の時間を決める。
量を小皿に出す。
袋ごと渡さない。
ジュースを日常の水分補給にしない。
食事前には出さない。
泣いたらお菓子、を習慣にしない。

最初は抵抗されるかもしれません。

でも、食事で食べる力を育てるには、空腹のリズムが必要です。

やってはいけない偏食対応|親子の食卓バトルを長引かせないために

3歳の偏食で避けたい対応があります。

まず、無理やり口に入れることです。

これは短期的に食べたように見えても、長期的には食事への恐怖や拒否を強めることがあります。

次に、食べないことを責めることです。

「なんで食べないの?」
「また残すの?」
「せっかく作ったのに」
「わがままだね」

言いたくなる気持ちはとてもよくわかります。

でも、子どもは責められるほど、食卓を嫌な場所として記憶しやすくなります。

また、毎回別メニューを作り直すことも注意が必要です。

子どもが食べないたびに、好きなものを作り直していると、食べなくても好きなものが出てくる流れができます。

もちろん、体調が悪い日や特別な事情がある日は別です。

でも、日常的には、家族の食事を基本にして、子どもが食べられるものを1つ入れる形が続けやすいです。

さらに、デザートやお菓子をご褒美にしすぎることも避けたいところです。

偏食対策で大事なのは、子どもをコントロールすることではありません。

親が食卓の枠を整えることです。

出すものを決める。
時間を決める。
環境を整える。
食べるかどうかは追い詰めない。
食べなかったら穏やかに片付ける。

この一貫性が、子どもの安心につながります。

小児科・専門機関に相談したほうがいいサイン

3歳の偏食はよくあるとはいえ、相談したほうがいいケースもあります。

次のような場合は、家庭だけで抱え込まず、小児科、保健センター、歯科、管理栄養士、発達相談、摂食嚥下に詳しい専門機関などに相談しましょう。

体重が増えない。
体重が減っている。
身長の伸びが気になる。
元気がない。
疲れやすい。
顔色が悪い。
水分も取りにくい。
便秘や腹痛が続く。
食べられる食品が極端に少ない。
特定のメーカーや形でないと食べない。
むせる。
吐く。
飲み込みにくそう。
噛まずに丸飲みする。
口の中にため込む。
食事への恐怖が強い。
園生活や家庭生活に支障が出ている。

また、発達特性や感覚の敏感さが背景にある場合もあります。

におい、食感、音、見た目への拒否が強い場合は、無理に慣れさせようとするより、苦手な理由を整理しながら専門家に相談するほうが安心です。

さらに、極端な食事制限によって体重・成長・栄養・生活に影響が出ている場合は、単なる好き嫌いではない可能性もあります。

家庭で判断しきれない場合は、早めに相談するほうが安心です。

相談することは、親の負けではありません。

むしろ、早めに相談することで、
どこまで様子を見ていいのか。
栄養面で何を補えばよいのか。
口の機能に問題がないか。
発達特性への配慮が必要か。
家庭でどの対応を優先すべきか。

が見えやすくなります。

食事の悩みは、毎日続くからこそ親の負担が大きいです。

「この程度で相談していいのかな」と思わず、困っている時点で相談して大丈夫です。

まとめ

3歳の偏食がひどいと、毎日の食事が本当にしんどくなります。

作っても食べない。
栄養が心配。
毎回同じものばかり。
園では食べるのに家では食べない。
つい怒ってしまう。
怒ったあとに自己嫌悪になる。

でも、3歳の偏食は、親の料理が悪いから起きるわけではありません。

自我の発達。
感覚の敏感さ。
食べ物への警戒心。
噛む力や飲み込む力。
生活リズム。
空腹感。
食卓の雰囲気。

いろいろな要素が重なって起こります。

だからこそ、偏食対策は「このレシピなら解決」というものではありません。

食事とおやつの時間を整える。
安心して食べられるものを1つ入れる。
苦手なものは米粒サイズで出す。
食べる前に見る・触る・洗う経験を増やす。
親が自然に食べる姿を見せる。
無理に口に入れない。
ご褒美で釣りすぎない。
食べない日があっても1週間単位で見る。
心配なサインがあれば専門家に相談する。

この積み重ねが、子どもの「食べられるかもしれない」を育てます。

今日食べなかったものを、来週触れるかもしれません。
今月拒否したものを、半年後に食べるかもしれません。
今は白ごはんだけでも、少しずつ卵や豆腐、味噌汁、魚、野菜に広がるかもしれません。

大切なのは、食卓を親子の戦場にしないことです。

3歳の偏食対策は、親が勝つためのものではありません。

子どもが安心して食べ物と出会い直すためのものです。

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