中村屋酒販 様
ステンレスミラーの上のネオンサインが読みづらく、冷たい無機質な印象を通行人に与えています。
また、通行人からすれば、外国語表記の看板は、一瞬で業態が把握しにくく、お店に対する関心を高め入店を促す、という意味からすれば、損をしています。
つまり、集客に結びつかない看板なのです。通行人に向けて、業態を一瞬で認知させ、関心を与える看板演出が必要です。
新しく設置した看板は、屋号をひらがな表記にし、その両端に、升のイラストと「酒」の文字を大きく掲出しました。
通行人がこの看板を見ると、升のイラストと酒の文字で、ここが酒屋であることが、直感的に理解できるはずです。
遠くからの視認性もよく、お店の認知度が上がりました。
看板は表札ではなく、集客装置であると考えると、集客のためには、通行人の目線と心理をよく考えることで、シンプルでありながらしっかりと認知できる看板演出ができるのです。
この酒屋の場合、発見確率と魅力確率が、看板を変えることで同時に高まる結果となりました。